# CRMデータ連携 データ取得処理 ECSタスク
## 前提事項
### ツールのバージョン
- Python 3.8.x
- PipEnv(Pythonの依存関係管理用モジュール)
### 開発環境
- Visual Studio Code
## 開発環境構築
※下記の操作は基本的にVSCode上で行います。
- [ファイル]-[フォルダーを開く]から、当フォルダを選択して開く
- [Wiki | Pythonの環境構築](https://nds-tyo.backlog.com/alias/wiki/1874930)にて、pyenvの導入まで完了させる
- **pyenvの導入はマストではないが、Pythonのバージョンが前提のバージョンと同一であることを確認して開発を進めてください**
- **確認しながら開発するのは煩わしいため、導入を強く推奨します。**
- ローカルのPythonでPipEnvをインストールする
```sh
pip install pipenv
```
- pipenvの仮想環境と依存パッケージをインストール。このとき、初回実行にはpythonの仮想環境のパスがターミナルに表示されるため、控えておく
```sh
# 開発用パッケージも含めてインストール
pipenv install --dev
```
- VSCodeのコマンドパレットを[表示]-[コマンドパレット]から開き、`Python: Select interpreter`を選択して実行する
- Pythonの実行環境を聞かれるため、先に控えたパスと一致するものを選択する
- 出てこない場合、一度VSCodeを閉じて再度開き直す
- 当フォルダ直下の`.vscode`フォルダ内にある`recommend_settings.json`をコピーし、同フォルダ内に`settings.json`を作成する
## ローカルでの起動方法
- 当フォルダ直下の`.vscode`フォルダ内に`launch.json`を作成する
- 以下のJSONを入力して保存する
```json
{
"version": "0.2.0",
"configurations": [
{
"name": "Python: Current File",
"type": "python",
"request": "launch",
// エントリーポイントのファイルに変更すること
"program": "<エントリーポイントになるファイル>",
"console": "integratedTerminal",
"justMyCode": true,
// 環境変数が必要な場合に読み込む環境変数ファイル
"envFile": "${workspaceFolder}/.env",
}
]
}
```
- 環境変数が必要な場合、直接設定するか、上記JSONの`"envFile"`に設定されたパスに`.env`ファイルを作成し、環境変数を入力する
- キーボードの「F5」キーを押して起動する
- デバッグモードで実行されるため、適当なところにブレークポイントを置いてデバッグすることができる
## ファイル/フォルダ構成
`[〇〇処理]モジュール`と記載されているファイルは、設計書に記載のシートと一致したPythonファイルです
```text
.
├── Dockerfile -- Dockerイメージを作成するためのファイル
├── Pipfile -- Pipenv(Pythonの仮想環境管理モジュール)で、依存関係を管理するためのファイル
├── Pipfile.lock -- Pipenvでインストールされた依存関係のバージョン固定ファイル
├── README.md -- README
├── main.py -- CRMデータ取得処理のエントリーポイント
├── src/ -- プロダクトコード置き場
│ ├── aws/ -- AWSのリソース操作関連のモジュール置き場
│ ├── backup_crm_csv_data_process.py -- [CSVバックアップ処理]モジュール
│ ├── backup_crm_data_process.py -- [CRM電文データバックアップ処理]モジュール
│ ├── check_object_info_process.py -- [オブジェクト情報形式チェック処理]モジュール
│ ├── config/ -- 設定ファイル関連のモジュール置き場
│ ├── controller.py -- [コントロール処理]モジュール
│ ├── convert_crm_csv_data_process.py -- [CSV変換処理]モジュール
│ ├── converter/ -- CSV変換処理で実際に変換を行うモジュール置き場
│ ├── copy_crm_csv_data_process.py -- [CSVアップロード処理]モジュール
│ ├── error/ -- 処理エラー発生時カスタム例外モジュール置き場
│ ├── fetch_crm_data_process.py -- [CRMデータ取得処理]モジュール
│ ├── parser/ -- JSON設定ファイル読み込み処理モジュール置き場
│ ├── prepare_data_fetch_process.py -- [データ取得準備処理]モジュール
│ ├── salesforce/ -- SalesforceのAPIリクエストモジュール置き場
│ ├── set_datetime_period_process.py -- [データ取得期間設定処理]モジュール
│ ├── system_var/ -- 環境変数と定数ファイル置き場
│ ├── upload_last_fetch_datetime_process.py -- [前回取得日時ファイル更新処理]モジュール
│ ├── upload_result_data_process.py -- [取得処理実施結果アップロード処理]モジュール
│ └── util/ -- ユーティリティモジュール置き場
│ ├── counter_object.py -- リトライ判定のためのカウントアップクラス
│ ├── dict_checker.py -- 辞書型値オブジェクトの設定値チェック用クラス
│ ├── execute_datetime.py -- 取得処理開始年月日時分秒の管理クラス
│ └── logger.py -- ログ管理クラス
│
└── tests/ -- テストコード置き場
├── test_utils/ -- テストコードで共通的に使用できる関数群
├── aws/ -- AWS操作モジュールのテスト
├── ... -- src配下のモジュール構成と同じ階層にテストコードを追加していく
├── conftest.py -- pytestのフィクスチャやフックを管理するファイル
└── docstring_parser.py -- pytest-htmlのレポート出力用のヘルパー
```
## 単体テストについて
### 前提
- Pytestを使用する
-
- カバレッジも取得したいため、pytest-covも使う
-
- レポートを出力するため、pytest-htmlを使う
-
- S3をモック化したいため、motoをつかう
-
- CRMはテスト用の環境を使いたいため、newdwh_opeのアドレスでDeveloper組織を登録する
### テスト環境構築
- Pipenvの仮想環境下で、以下のコマンドを実行する
```sh
pipenv install --dev
```
- `.env.example`をコピーし、同じ階層に`.env`を作成する
- `.env`の以下に示す環境変数の値をDeveloper組織のものに書き換える
- CRM_AUTH_DOMAIN
- CRM_USER_NAME
- CRM_USER_PASSWORD
- CRM_USER_SECURITY_TOKEN
- 以下のコマンドを実行して単体テストを起動する
```sh
pipenv run test:cov
```
#### 一気通貫テストを実行する場合の設定
- `.env`の以下に示す環境変数の値をメルク様提供のFullSandboxのものに書き換える
- CRM_AUTH_DOMAIN
- CRM_USER_NAME
- CRM_USER_PASSWORD
- CRM_USER_SECURITY_TOKEN
- 以下のコマンドを実行して単体テストを起動する
```sh
pipenv run test:walk-through
```
#### 拡張機能:Python Test Explorer UIを導入する場合
- VSCodeの拡張機能メニューから、「Python Test Explorer for Visual Studio Code」をインストール
- コマンドパレットから「Python Configure Tests」を選択、「Pytest」を選択
- テストメニュー(フラスコのマーク)から、テストを実行することができるようになる
#### 各コマンドの説明
- `pipenv run test`
- pytestを使用してテストを実行する
- `tests`フォルダに配置されているテストモジュールを対象に、単体テストを実行する
- `pipenv run test:cov`
- pytestのテスト終了時にカバレッジを収集する
- 標準出力とカバレッジファイル(`.coverage`)に出力される
- `pipenv run test:report`
- pytestのテスト終了時にテスト結果をHTMLで出力する
- `.report/unit_test/test_result.html`が出力される
- `test:walk-through`
- 一気通貫テストが実行される
- 上記のテスト以外はスキップされる
- `.report/walk_through/test_result.html`に結果のHTMLが出力される
## 単体テストの追加方法
- `tests`フォルダ内に、`src`フォルダの構成と同じようにフォルダを作り、`test_<テスト対象のモジュール名.py>`というファイルを作成する
- 例:`src/aws/s3.py`をテストする場合は`tests/aws/test_s3.py`というファイル名にする
- テスト関数はクラスにまとめて、テストスイートとする
- テスト関数にはドキュメントコメントを付け、テスト観点・準備作業・期待値を記載すること
- 上記が出力されるスニペットを用意してある。
- `""""""`と入力し、「Test docstring (User Snippets)」を選択し、ドキュメントコメントを挿入できる
```python
from src.aws.s3 import S3Resource
class TestS3Resource:
def test_get_object(self, s3_test, s3_):
"""
Cases:
S3からオブジェクトが取得できるか
Arranges:
- S3をモック化する
- 期待値となるファイルを配置する
Expects:
オブジェクトが取得でき、期待値と正しいこと
"""
# more code...
```